【就労支援 x AI】AIエージェントを活用したITエンジニア育成支援を開始

~就労継続支援B型事業所「つなぐコミュニティーズ」にて、障がいのある方々によるスクラム開発型Webアプリケーション開発が進行中~


一般社団法人翔明会(所在地:福岡県福岡市/代表理事:宮本達之)が運営する就労継続支援B型事業所「つなぐコミュニティーズ」において、障がいのある方々がITエンジニアとしてのスキルを実践的に育成できる新たな取り組みがスタートしました。

本取り組みは、株式会社Zabuton(所在地:神奈川県横浜市/代表取締役:北野弘治)が技術支援およびAIエージェント等の開発インフラを提供し、2025年4月より約4ヶ月間にわたり実施されているパイロットプロジェクトです。

対象となるのは、「つなぐコミュニティーズ」内でITエンジニアを目指して活動しているFNチーム(4名)。彼らは、Claude Code、GitHub Copilot、Gemini、Devin、ChatGPTなどの有償AIエージェントを活用しながら、Webアプリケーションの開発に取り組んでいます。

開発はスクラム手法を採用し、スプリントごとに開発ベロシティを測定。さらに、開発されたプロダクトに対するプロダクトオーナー(顧客)からの評価を通じて、AIエージェントの活用が「チームの生産性」や「プロダクトの品質」にどのような影響を与えるのかを検証しています。

本プロジェクトは、AI技術と障がい者就労支援の融合による新しい可能性を探る試みであり、Zabuton社はAI利用料を無償提供、開発費用を負担する形で支援しています。

今後、本取り組みを通じて得られた知見をもとに、より多くの障がい者支援事業所や企業と連携し、IT×福祉の新しいモデルを全国へと広げていくことを目指しています。


本件に関するお問い合わせは、zabutonまで