株式会社アットウェア(神奈川県横浜市、代表取締役 牧野隆志)株式会社zabuton(神奈川県横浜市、代表取締役 北野弘治)は、一般社団法人翔明会(福岡市東区、代表理事 宮本達之)と連携し、SCRUMを活用した障がい者向けITエンジニア育成支援を開始することを発表しました。翔明会が運営する「つなぐコミュニティーズ」を通じ、障がい者のスキルアップと自立を目指した包括的なサポートを提供します。
現在、全国には数万ヶ所の就労継続支援事業所が存在していますが、利用者の月平均収入は約1万7千円(厚生労働省調べ)とされています。この現状を改善するため、翔明会とアットウェアは、障がい者がIT分野で高付加価値なスキルを習得し、より良い働き方と自立を目指せる環境を整えることを目標としています。
今回の支援連携では、アジャイル開発手法の一つであるSCRUMを導入し、実践的なチームワークやプロジェクト管理能力を身に付けることが可能になります。
アットウェアとzabutonの狙いは、以下の通りです。
- 近い将来に訪れるDX人材・ITエンジニアの人材不足解消への貢献
- 障がい者を含む多様な人材が活躍するDEI(多様性・公平性・包括性)社会の構築
- 社会全体の持続的発展に寄与する新たな雇用モデルの確立
- ITx福祉領域への新規事業の創出
障がい者が自らの可能性を最大限に発揮できる未来を創るこの取り組みは、IT業界のみならず社会全体への大きな一歩となるでしょう。